BBSの代表的なホイール『LM』が30周年を迎えたことを記念し、特別なファンミーティングがGT-Rオーナーイベント『R'sミーティング』内にて開催された。この日は、BBSがLMを愛用するGT-Rオーナー30名を会場にご招待。ここではイベント概要とファンミーティングの様子をお届けしよう。
富士スピードウェイにGT-Rが大集合!
去る10月27日(日)、GT-Rマガジンを発行する交通タイムス社主催の「R'sミーティング」が、富士スピードウェイにて開催された。
当日は多くのGT-Rオーナーが集結し、熱気あふれる一日に。愛車撮影会では、自慢のGT-Rを披露。パレードランでは、壮大なGT-Rの列を形成してサーキットを周回。
フリー走行では、オーナーたちが愛車のパフォーマンスを堪能し、GT-Rの魅力を再確認する機会となった。
会場にはGT-Rを愛するファンたちが集まったが、その中にもうひとつの愛を炸裂させている人々の姿が。それが、愛車にBBS・LMを装着しているLMオーナーたちだ。
GT-RとBBS。R32の登場から始まる共演
オーナーのみなさまをご紹介する前に、GT-RとBBSの歩みについて触れておきたい。
GT-RとBBSの関わりは1989年に登場したスカイライン R32まで遡る。トップグレードとして販売されたGT-Rに採用されたのが、日産とBBSが共同開発した5スポークアルミ鍛造ホイールであった。
このホイールは、GT-Rのパフォーマンスを最大限に引き出すために設計され、軽量かつ高剛性を実現。レースシーンを席巻するGT-R旋風とともに、「BBS」の名前も広く知られるようになり、GT-Rファンの間での定番となった。
その後BBS製ホイールはR33、R34へも継承され、BBSはGT-R乗りにとっても象徴的な存在として、今でも多くのオーナーたちに愛され続けている。