初心者向けの基礎知識からBBSファンも唸るコアなネタまで、独自の視点でお届けする『知って得する⁈ 豆知識コラム』。第20回目は前回に引き続き、日産エルグランド(E53)についてさらに深堀する。
画像1: カオルさん

カオルさん

先日の新型エルグランドの件に関して、大きな反響がありました。RE-V7も追加発売し、お問い合わせが多いので、その中のいくつかの件を改めて深堀しても良いでしょうか。

画像1: タカ先輩

タカ先輩

簡潔にまとめようとするべく、前提部分が省略されてしまった面はあったかもしれないね。反響があった分は個別に解説していこう。

画像2: カオルさん

カオルさん

では、まず一番多かったのは新型エルグランドであっても、従来の690KG規格で足りるのでは?ということです。690が4本あれば合計2,760Kgなので、ということですが…

画像2: タカ先輩

タカ先輩

それについては、まず車検証に記載されている車重は乗員(55kg×定員でカウント)を含まないので、単純に車両重量をクリアしているからOKとはならない。乗員を含んで荷重に耐えないと意味が無いからね。

それと、タイヤホイールの本数は4本であっても前軸、後軸と2つの軸で負荷を受け止めるので、それが完全に50対50の均等になるとは限らないということ。

画像3: カオルさん

カオルさん

乗員の計算はひとり55kgで行うのですね。現実より軽いように思いますが、法規上はそうなっていると。
いったんわかりました。
逆に、乗員を含む「車両総重量」で前軸と後軸で割り振ると760Kgでも足りないのでは?というお問い合わせもありました。

画像3: タカ先輩

タカ先輩

前後重量配分は例えば55対45だ、といった話は雑誌などで書いてあったりするので、そう思う方も居られるかも知れないね。

当社の考え方は下記。

画像: 【知って得する⁈ 豆知識コラム⑳】日産エルグランド E53(続編)
画像4: タカ先輩

タカ先輩

車両総重量と前軸、後軸の配分を調べたうえで、耐荷重・MAX LOADを760Kgで設定した。
雑誌などで前後重量配分が前軸の方が重いと書いてあっても、乗員を含めた場合にはその数字通りにはならないということだね。

画像4: カオルさん

カオルさん

そこは調査済みでの設定という事ですね。
日産カーライフコレクションで販売しているRE-V7はどうなっていますか?

画像5: タカ先輩

タカ先輩

それに関しては日産さんへ納入するための規格で専用設計したうえで製造しており、もちろん耐荷重に問題はない。
同じ「RE-V7」という名称であっても、アフターマーケット向けVIA690KG規格ではないということだね。

画像: アルミ鍛造 1ピースホイール「RE-V7」 日産カーライフコレクションラインナップ品番/18x7.5J IS45 5x114.3 www.carlifecollection.jp

アルミ鍛造 1ピースホイール「RE-V7」
日産カーライフコレクションラインナップ品番/18x7.5J IS45 5x114.3

www.carlifecollection.jp
画像5: カオルさん

カオルさん

なるほど。よくわかりました。また、E52エルグランドから乗り換えのお客様で「自己責任で今までのBBSホイールをE53で使用したい」というお問い合わせがあります。

画像6: タカ先輩

タカ先輩

それに関しては明らかに荷重規格が不足しているので、自己責任だから、と言われてもホイールメーカー側からは使えるとは言えない。
保安基準を満たさないのでご使用いただけません、ということになるね。
この件についてはNAPACなどから新たな情報があった場合は更新して皆さんにお知らせしていく。

画像6: カオルさん

カオルさん

最後にもうひとつ。P.C.D.が114.3である事で耐荷重に問題はないの?というお話があります。

画像7: タカ先輩

タカ先輩

うーん、それに関してはホイールメーカー側だけの都合で言えば、114.3やM12ナット仕様であっても760Kgに耐えるホイールを製造する事は特に問題ない。ハブ周りの強度といった話は自動車メーカーさん側の話になるね。
また、当社ではインチアップでの設定を行っているけど、ホイールだけではなくタイヤの耐荷重も考慮しなければならない。タイヤの荷重や空気圧設定など、そのあたりも少しでも不安があればタイヤショップさんでよく相談してほしい。

※本記事は2026年9月時点の情報に基づいて作成しています。

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