BBSスタッフが語る体感試乗会でのポイント
今回の体感試乗会では、参加者の方によりBBSホイールを体感していただくために新たに段差を設けた区間を設置するなど新たな試みも。ここでは、コース設営を担当したBBSスタッフの古市一央さんに「BBSホイール車両に乗った際に感じる違い」について話を聞いた。
BBSホイール装着車両だと何が変わる?
「今回の試乗会で装着したBBSホイールは、軽さが特徴の『RF』です。このホイールを装着したときの変化として顕著なのは、アクセルを踏んだときの加速ですね。重いホイールですとどうしても出だしが重くなるのですが、軽いホイールだとスッと伸びるような加速が得られます」
アクセルを踏んでタイヤが転がり始める瞬間に軽さを感じるという。実際に試乗したお客様の多くが「出だしの加速感」に変化を感じたと話していた。
「あとはホイールが軽くなるとクルマの追従性が増すので、ハンドルを切ったときに軽さを感じると思います」
大きくハンドルを切ったり、スラロームで交互にハンドルを切ったときにハンドリングの軽さを感じるという。今後試乗会に参加する方はぜひこの部分に集中してみてほしい。
「また、足回りが軽くなるとサスペンションの動きが良くなるので、路面コンディションの変化が分かりやすくなります。それが良いか悪いかはシーンによっても異なるのですが、ドライバーへの情報量は多くなります」
今回の試乗コースには路面の凹凸による突き上げの変化(サスペンションの動き)を分かりやすくするため、ロープによって擬似的に段差を作っていた。
参加者の9割が違いを実感。試乗会のススメ
「運転しやすくなった」「乗り心地が良くなった」など、これまでの試乗会では約9割のお客様が違いを実感しているという。なかでも古市さんが嬉しかったのは、横浜・赤レンガ倉庫でのイベント時に訪れた、とある女性のお言葉。
「富士スピードウェイと違って、赤レンガ倉庫の場合は通りすがりの方もいらっしゃいます。そんなときご夫婦のお客様が来場し、同乗した奥様が『全然違う……こんなに変わるの⁉︎すごいね!』って驚いてらして。聞けば旦那様と違い、クルマにはまったく興味がない方なんですね(笑)。それでもホイールの違いを大きく実感していただけたのはとても印象的でした」
ブーストアップをする、エンジンをいじるなど、クルマの挙動の変化が感覚的に分かるカスタムと違い、ホイール交換はなかなかイメージしづらい。ましてや履きかえてみても変化が分からなかったら?なんて思うと、なかなか一歩を踏み出せないもの。
「我々BBSとしては、多くのお客様にホイールの違いを伝えるべく、試乗会ではより変化の分かりやすいコース作りをしていきたいと思っています。今後も体感試乗会は続けていきますので、ぜひお近くにお越しの際は気軽に参加してみてください!」
BBS体感試乗会の様子は写真でも!
レース観戦&ブース巡りを経て会場は夜に──
24時間レースということは当然夜間も走行する。お客さんたちはどうするのかというと、近くのホテル(提携ホテルもあり)などに宿泊か、サーキット内にテントを張って会場に宿泊&夜通し観戦、もしくは車中泊を楽しむ──など、それぞれのスタイルで過ごしている。
各イベントブースも夜の装いとなりワクワク必至! サーキット上空には富士24時間レースを象徴する花火もあがり、通常のレースとはまた違った雰囲気が楽しめる。
スーパー耐久の24時間レースは来年も開催予定だ。興味のある方はぜひ会場に一度足を運んでいただきたい。
そして今シーズンの耐久レースはまだまだ続く! ぜひこちらもチェックしてみてほしい。
ENEOS スーパー耐久シリーズ2023 スケジュール
- (終了)
第1戦 SUZUKA S耐(2023/3/18-19) - (終了)
第2戦 NAPAC 富士 TEC 24時間レース(2023/5/26-28) - 第3戦 SUGOスーパー耐久3時間レース※3h×2レース(2023/7/8-9)
- 第4戦 スーパー耐久レースinオートポリス※5h×1レース(2023/7/29-30)
- 第5戦 もてぎスーパー耐久 5Hours Race ※5h×1レース(2023/9/2-3)
- 第6戦 スーパー耐久レースin岡山 ※3h×2レース(2023/10/21-22)
- 第7戦 最終戦(2023/11/11-12)
※詳細はスーパー耐久公式サイトにてご確認ください。