活気づく現地会場
コロナで延期が続いていた「蘇州GT SHOW」。今年7月に復活を果たしたことで例年に増して現地は多くのモーターファンで賑わいをみせ、比較的若い年代の来場客が多いのが印象的だった。
蘇州GT SHOWは蘇州国際博覧センターの一部を使用していて展示面積は10万㎡だ。東京オートサロン会場となる幕張メッセは7.2万㎡だからそれを超えるスペースで、出展ブランドも1,000を超えており中国のアフター市場がいかに活気づいているかが分かる。
日本に引けを取らない中国企業ブース
最も印象に残ったのは中国国内企業の成熟度だ。まだまだ中国のカスタム文化は発展途上にあると思うが、一気に日本に肩を並べてきた感がある。
ここでごく一部だが、中国ホイールメーカーが出品していたホイールを紹介しよう。鍛造ホイールが多いように感じたが中にはカーボン製もあり、デザイン・カラーも豊富な印象だ。工夫を凝らした壁面展示やディスプレイも見られ、製品・プロモーションの両面で高いスキルを持つ企業が中国にも増えてきているのが分かる。
新作ホイールとF1ホイールを展示したBBSジャパン
そんな蘇州GT SHOWに、BBSジャパンも現地代理店と取引先協力のもと、新作ホイールやF1ホイールの展示を行った。昨年の東京オートサロンと同じコンセプトでモータースポーツをテーマにレーシングカーを展示し、鍛造技術の紹介も行った。ありがたいことに中国でもBBSジャパンの鍛造ホイールは高品質が認められ、多くのお客様に支持されている。
FI-Rをさらに進化させたニューモデルは展示ホイールの中でも一番注目を浴びていた。同モデルは東京オートサロン2024でも展示する予定だ。
中国国内企業だけでなく、海外企業も多く出展している蘇州GTショー。車両に対する法規制や中国経済の先行きなど、懸念点も残る中国だが、若者を中心にアフターマーケットでのカスタマイズがますます注目されるのは間違いないだろう。そんな中国でも愛車の足元をBBS鍛造ホイールでドレスアップしていただけるよう、拘りのホイールをお届けしていきたい。