こよなくクルマを愛するオーナーに愛車とそのこだわりについて聞くシリーズの第2回。幼稚園児の頃からクルマ好きで今まで10台以上乗り換えてきたという、埼玉県入間市で建設業を営む新垣勝士さん(49歳)にお話を伺った。

BBS愛が高じて工場見学にご招待

OLIVEに通っていた新垣さんは、和田さん率いる「チームOLIVE」の一員として、クルマのドレスアップに入れ込み、数々のイベントに愛車を出展し入賞もしている。チームのこだわりは“BBSホイール”と“走れる”こと。

「イベントで展示されるドレスアップカーって公道を走れないものも多いんですが、私たちは自走して会場まで行くことをモットーにしています。広島まで走って出展したこともあるんですよ」と新垣さんは笑う。

事務所にはチームOLIVEが受賞したトロフィーがずらり。「大人になってトロフィーをもらうのは貴重な体験」と新垣さん

新垣さんは、OLIVEで和田さんと再会後、BBSホイールのヘビーユーザーとなった。これまでに新垣さんが購入したBBSホイールは10セットにもなるという。

その偏愛ぶりがBBS社にも伝わり、和田さんと新垣さん、そしてOLIVEのお客さんは富山県高岡市にあるBBSの工場に招待される。
※通常、工場見学は行っていません。

巨大なプレス機などを工場長に案内してもらい、当時の社長との会食もセットされた。その場で社長から「なぜ新垣さんたちはホイールを5本セットでオーダーするのですか?」と聞かれたという。もちろん通常は4本セットのオーダーだが、新垣さんは5本セットでオーダーすることが多かったのだ。

「BBSの工場見学は貴重な体験でした」

新垣さんは「BBSのホイールが好きすぎて1本は抱いて寝る用です」ときっちり笑いをとった、と胸をはる。

本当のところはスペアタイヤ用。新垣さんの展示車は自走するため、展示前に万が一パンクしてしまったら出展できなくなってしまう。足回りはBBSのホイールに合わせてカスタムしているため、ノーマルのスペアタイヤは使えない。そこで1本追加で購入しているというわけだ。

現在愛車として所有している展示用マジェスタは、トランクルームの中央にBBSホイール装着のスペアタイヤを配置し、両脇にオーディオを設置している。スペアタイヤもBBSホイールを装着すれば、ここでは堂々の主役となれるわけである。

展示用マジェスタのトランクルーム。誰もスペアタイアを置いているとは思わないほど完璧なディスプレイ

「クルマはそのときに一番乗りたいものを選んでいますが、どのクルマでもホイールはBBSと決めています。それは価格以上の満足感が得られるから。『高いものを選べば間違いない』という私の信念を証明してくれるのが、BBSホイールなんです」

「BBSホイールはただのパーツではなく財産」by OLIVE

クルマのカスタムに関して新垣さんが全幅の信頼を寄せるOLIVEの和田佳久 代表にも話を聞いた

OLIVE代表の和田さんがBBSに寄せる信頼は厚く、お店で扱うホイールの9割がBBSだという。カスタムにくるお客さんにはまずBBSホイールを勧めているが、初めてのお客さんは値段を見て腰が引けてしまうのだとか。確かに安い買い物ではない。

「でも」と和田さんは続ける。

「低車高にしても振られない機能性、飽きのこないデザインに加えて、耐久性があるのでリセールが効く。BBSホイールは単なるクルマのパーツではなく財産なんです」

OLIVEのオフィス内にもBBSのホイールが飾られている

「いつかはBBS……」と思っているのなら「最初からBBSに──」これが和田さんの信念だ。今までBBSホイールに交換して後悔しているオーナーはいない、だから確信をもって勧められる。

「言ってしまえば、足回りのカスタムはBBSホイールに替えるだけで間違いなく格好よくなります。そういう意味ではお店としてもBBSに楽をさせてもらっているかもしれませんね(笑)」

(取材協力)OLIVE

所在地東京都武蔵村山市中原2-6-1
TEL042-513-4242
営業時間11:00〜20:00
定休日水曜日
HPhttps://olive2738.com/

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