BBS愛が高じて工場見学にご招待
OLIVEに通っていた新垣さんは、和田さん率いる「チームOLIVE」の一員として、クルマのドレスアップに入れ込み、数々のイベントに愛車を出展し入賞もしている。チームのこだわりは“BBSホイール”と“走れる”こと。
「イベントで展示されるドレスアップカーって公道を走れないものも多いんですが、私たちは自走して会場まで行くことをモットーにしています。広島まで走って出展したこともあるんですよ」と新垣さんは笑う。
新垣さんは、OLIVEで和田さんと再会後、BBSホイールのヘビーユーザーとなった。これまでに新垣さんが購入したBBSホイールは10セットにもなるという。
その偏愛ぶりがBBS社にも伝わり、和田さんと新垣さん、そしてOLIVEのお客さんは富山県高岡市にあるBBSの工場に招待される。
※通常、工場見学は行っていません。
巨大なプレス機などを工場長に案内してもらい、当時の社長との会食もセットされた。その場で社長から「なぜ新垣さんたちはホイールを5本セットでオーダーするのですか?」と聞かれたという。もちろん通常は4本セットのオーダーだが、新垣さんは5本セットでオーダーすることが多かったのだ。
新垣さんは「BBSのホイールが好きすぎて1本は抱いて寝る用です」ときっちり笑いをとった、と胸をはる。
本当のところはスペアタイヤ用。新垣さんの展示車は自走するため、展示前に万が一パンクしてしまったら出展できなくなってしまう。足回りはBBSのホイールに合わせてカスタムしているため、ノーマルのスペアタイヤは使えない。そこで1本追加で購入しているというわけだ。
現在愛車として所有している展示用マジェスタは、トランクルームの中央にBBSホイール装着のスペアタイヤを配置し、両脇にオーディオを設置している。スペアタイヤもBBSホイールを装着すれば、ここでは堂々の主役となれるわけである。
「クルマはそのときに一番乗りたいものを選んでいますが、どのクルマでもホイールはBBSと決めています。それは価格以上の満足感が得られるから。『高いものを選べば間違いない』という私の信念を証明してくれるのが、BBSホイールなんです」
「BBSホイールはただのパーツではなく財産」by OLIVE
OLIVE代表の和田さんがBBSに寄せる信頼は厚く、お店で扱うホイールの9割がBBSだという。カスタムにくるお客さんにはまずBBSホイールを勧めているが、初めてのお客さんは値段を見て腰が引けてしまうのだとか。確かに安い買い物ではない。
「でも」と和田さんは続ける。
「低車高にしても振られない機能性、飽きのこないデザインに加えて、耐久性があるのでリセールが効く。BBSホイールは単なるクルマのパーツではなく財産なんです」
「いつかはBBS……」と思っているのなら「最初からBBSに──」これが和田さんの信念だ。今までBBSホイールに交換して後悔しているオーナーはいない、だから確信をもって勧められる。
「言ってしまえば、足回りのカスタムはBBSホイールに替えるだけで間違いなく格好よくなります。そういう意味ではお店としてもBBSに楽をさせてもらっているかもしれませんね(笑)」
(取材協力)OLIVE
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