2022年8月27日(土)、静岡県・富士スピードウェイにてクルマ好きのための参加型イベント『FUJI SPEED FESTIVAL 2022』が開催された。同イベントにはBBS JAPANも出展し、TANZO CLUB会員様50組100名を招待した会員限定イベント『TANZO CLUB CIRCUIT DAY』を開催。今回はその開催レポートをお届けしよう。

「SPEED FESTIVAL」内にて開催された『TANZO CLUB CIRCUIT DAY』

『SPEED FESTIVAL』とは、自動車専門誌「Tipo(ティーポ)」「LE VOLANT(ル・ボラン)」などを発行するネコ・パブリッシング主催の自動車イベント。同イベントは今年度からスタートしたもので、『走って、触って、観て、聞いて、遊ぶ』をテーマとし、クルマ好きのためのコンテンツを多数用意した新感覚のイベントだ。

同イベントでは出展メーカーによるクラブミーティングなども行われており、BBS JAPANではTANZO CLUB会員様50組100名を招待した限定イベント『TANZO CLUB CIRCUIT DAY』を開催。

会員様限定プレゼントの目玉は、自分の愛車で富士スピードウェイを走ることのできるサーキット体験走行『TANZO CLUB RUN』で、普段なかなか無い機会とあって参加者の皆さんも楽しみにしていた様子。

ここからはBBSが参加した催しや会員様を対象とした限定イベントの様子をお届け! 今回は惜しくも抽選に外れてしまった会員様も、ぜひ次の機会の参考に見てみてほしい。

レクサスFモデルの生みの親・矢口幸彦氏による「BBSトークショー」

まず会場のメインステージで行われたのは、元レクサスFモデルの開発責任者であり、現在はBBSジャパンのアドバイザーを務める矢口幸彦氏によるトークショーだ。

トークショーでは「レクサス IS F」から始まったBBSホイールとの関わりや、当時の開発秘話を披露。

そして、BBS所属となった今だからこそ見えたBBSホイールの魅力や、2022年シーズンからBBSがワンメイク供給することになったF1とNASCARについて、さらにはゲーム・グランツーリスモをはじめとするeスポーツへの協賛など盛りだくさんの内容でお届け。

MCから今後のBBSは?と振られると、「これまでのBBSはもちろん大切にしつつ、これからのBBSを作るためにも今後は攻めていきますよ!」と宣言し、会場は大いに盛り上がった。

白熱バトル!? 賞品争奪「じゃんけん大会」

『TANZO CLUB CIRCUIT DAY』の催しとしては、BBSオリジナルグッズ争奪戦となる「じゃんけん大会」を実施。

『BBSオリジナルレインポンチョ』や『折りたたみコンテナ』、『オリジナルディレクターズチェア』を賭けて矢口氏とじゃんけん! 合計10名様が賞品をゲットした。

レーシングドライバーによる「サーキットタクシー」

「サーキットタクシー」とは、レーシングドライバーの運転するクルマに乗って、サーキット走行を実際に体験するというもの。今回はBBS TANZO CLUB会員様用に6枠が用意されており、来場会員様の中から先着で6組が参加。

使用車両はBMWチューナーとして知られる「Studie AG」が手がけたBMW M3で、ステアリングを握るのは「TCR JAPAN SERIES 2022」での活躍も記憶に新しい猪爪杏奈さんだ。

ドライバーは6戦連続表彰台という快挙で今をときめく猪爪杏奈さん

BBSブースに展示していたBMW M3(Studie AG)を使用してサーキット走行!

ここでは実際にサーキットタクシーで猪爪さんのドライビングを体験した3組の会員様に感想を聞いた。

「プロの走りの凄さを知りました!」

まずお話を聞いたのは、東京都からお越しのKさんとSOARISTOさん。2人はクルマ好き・レース好きでまさかの猪爪ドライバーに驚きの様子。

「つい先日モビリティリゾートもてぎ(旧ツインリンクもてぎ)で猪爪さんの走りを見ていたんですよ。それがまさか本人が運転するクルマに乗れるとは……。しかも気軽に会話しながら運転してくれるんです! 自分達でもサーキットを走ることはあるんですが、プロドライバーの走りってこんなに違うんだって実感しました。いや〜すごい体験ができて感動です!」

「後部座席にいたからこそドライビングのスムーズさが分かりました!」

2組目は、埼玉県からお越しの高橋さんご夫妻。助手席に奥様が乗り、後部座席に旦那様という形でスタートだ。

旦那様の運転で鈴鹿サーキットを走ったことのあるという奥様は、「カーブのときのブレーキングにびっくりしました! 主人の運転で走ったときとは全然違いました(笑)」とズバリ。これには旦那様も思わず苦笑いだ。

普段ステアリングを握っているからこそ後部座席に座りたかったという旦那様は、「300Rのところでは200kmを超えていましたね〜。後ろから見ているとプロドライバーの運転がいかにスムーズなのかがとてもよく分かりましたよ」と感動した様子だ。

「一生の思い出です!」

最後にお話を聞いたのは、宮城県からお越しのSさんとHさん。

サーキットは初めてというお2人は、「普段僕らもスポーツテイストのクルマに乗っているんですが、クルマってこんな動きするの?っていうくらいその走りに驚きました……。これはもう一生の思い出です!」と大感動していた。