ホイール交換を検討しているユーザーにとって重要なのは、交換後の「見た目」ともう一つ、「履き心地」だろう。しかし、履き心地に関してはホイールを眺めるだけでは分からないもの。かといって試し履きも難しい……そんな悩めるユーザーにとって絶好の機会が訪れた! 今回は5月29日〜5月30日(土・日)に行われた体感試乗会についてレポート!

「ル・ボラン カーズ・ミート2021 横浜」にて試乗会を実施!

2021年5月29日〜5月30日(土・日)の二日間、横浜赤レンガ倉庫にて、人気自動車雑誌『ル・ボラン』主催のカーイベント「ル・ボラン カーズ・ミート2021 横浜」が開催された。

多くのカーファンが集う中、もっとも注目されていたのが、BBSブースで行われていた体感試乗会である。これは、純正ホイールとBBS鍛造ホイールを履いた同一の車両を2台用意し、その乗り味の違いを体感するというもの。

用意されたのは、MAZDA MX-30 。ホイール以外はまったく同じ構成だ。装着されたBBSホイールは、同社の18インチモデルの中では最軽量となるアルミ鍛造1ピースホイールの『RF』だ。

「軽いとは聞いてるけど、そんなに違いって出るものなのか確かめたい」、「いま履いているホイールが重いので、BBSホイールを試してみたい」、「純正とどこまで変わるのか気になる」などなど、試乗前のお客さんたちに話を聞くと、絶好の機会に期待を高めている様子。

ここからは、実際に試乗を終えたお客さんに体感して印象を聞いてみた。

体感してみた感想は?

イノウエ ヒロカズさん
「曲がるときにハンドルの軽さをとても感じました。こんなに軽くなるとは……。純正以外のホイールを体感する機会ってないのでとても有意義でした」

ヒロヒロさん
「簡易コース内なのでスピードは出せませんでしたが、転がり抵抗が減ったのを感じました。同じクルマを乗り比べてみるなんてのは初めての経験だったので非常に勉強になりましたよ。感覚を覚えている間に乗り換えられるというのはいいもんですね」

イケザワさん
「ハンドルを切ったときにすごく軽く感じましたね。愛車のホイールも交換しているんですが、デザイン優先でクラシックなものにしたのでとても重くて……。軽いホイールにするとこうなるんだ、というのがとても感じられて良い経験になりました」

感じ方は人それぞれだが、多くのお客さんがその違いを実感した様子だ。

連日ともに試乗会には多くのお客さんが訪れたが、その中に何やら見たことのある女性の姿が。なんと2020年のKYOJO CUP(競争女子選手権)にてデビューを果たした若き女性ドライバー・辻本始温(つじもと・しおん)さんだ。

聞けばBBSホイールを体感するのは今日が初めてだとか。実際にハンドルを握ってみての印象はどうだっただろうか?

「アクセルを踏んだ瞬間から安定感をとても強く感じました。タイヤとホイールとクルマがとてもマッチしていて、クルマが曲がっているときもブレない。これがマッチしていないとコーナーではフラフラしてしまってアクセルが踏み切れないんです。今日は低速域でしたが、こんなにはっきり違いが分かるとは思いませんでした。ぜひ今度はレースでも使ってみたいです!」と辻本さん。

多くのお客さんが違いを実感!

下記は、体感試乗会後のアンケートに寄せられたお客さんのコメントを抜粋したもの。

・ホイールの重量が違うだけで、こんなにクルマの挙動が変わるとは思っていなかった。
・乗り比べする機会なんてないので、とても楽しい体験でした。
・ホイールの差って意識したことがなかったけど、ここまでとは。こうした機会があってとても興味深かった。
・違いを感じられるか不安だったんですが、実際には大きな違いを感じました。本当に運転が軽くなりました。
・今度は高速域で試してみたい! もっとはっきり違いが出ると思う。
・ハンドルを戻す時に軽さを感じました。
などなど。