カオルさん
現行品ではエアバルブM8はRG-Fのみ採用ですが、以前はエアバルブM8をLM、RG-Rなどにも使っていたので、補修用としては多くのお問い合わせがありますね。
タカ先輩
そうなんだよ。お客様はエアバルブM8とエアバルブ769を見比べられる機会は少ないだろうし、百聞は一見にしかず、ということで今日はこの2種類に特化してそれぞれの違いを画像で確認してみよう。
写真左が769バルブ、右がM8バルブ
タカ先輩
エアバルブ769を使うホイールと、エアバルブM8を使うホイールとはこのようにホイール側の穴径が異なる。そのため、バルブのパッキンの径をみればどちらのバルブかはすぐにわかるんだ。
バルブの軸に挟まれるパッキン、ワッシャーの径を見れば一目瞭然だ。
RPのバルブ孔
RG-Fのバルブ孔
769バルブ仕様であるRPにM8バルブを差し込むと穴径の違いから隙間ができる。
バルブ孔の左に置いたパッキンがM8バルブのもの。右は769バルブのもの。
カオルさん
入るようにしか入らないんですね。
タカ先輩
ところが、エアバルブ769も軸の太さ自体は8mmなので、エアバルブM8を使用するホイールに付ければ付いてしまうんだ。
明らかにパッキンが溝に入らず、浮き上がるので使えないことが分かる。
RG-Fに誤って769バルブを装着した状態 パッキンが溝に収まらない
インナー側を見るとパッキンが浮き上がっているのが分かる
タカ先輩
このように明らかにパッキンの径が合っていない場合はバルブが異なるので、そのまま使用せずにエアバルブそのものを買い替えてほしい。
カオルさん
わかりました。
タカ先輩
また、過去のLMやSUPER-RS(カタログ落ち品番)では上記2種のどちらでもない場合があるので、バルブを裏側で締めるタイプのものが付いている場合には、別途問い合わせをお願いしたい。
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